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瑛太「雨って、嫌いじゃない」

CULTURE
30代を代表する俳優であり、その圧倒的な存在感と演技力で多くのファンを持つ瑛太。あまり多くを語るイメージがない彼だが、淡々と話しながらもさらりと冗談を言う、気さくでユーモア溢れる素顔を持っている。そんな彼に“雨”をテーマに質問を投げかけると、彼らしい独特な感性で“雨の楽しみ方”を語ってくれた。

「粋な傘をさしている人は、“雨を知っている人”だと思う」


「雨って嫌いじゃないです。逆に晴れていてみんなが薄着になったり開放的で元気だったりするとちょっとイラっとするんですよね(笑)」
「雨について聞かれるのは初めて」と、笑いながら話し始めた最初の言葉。“嫌いじゃない”と言う雨の日に、瑛太はどう過ごすのが好きなのか。ユーモアたっぷりの答えから一転、繊細で情緒的な答えが返ってきた。
「室内から見る雨よりも、外で直接見る雨のほうが好きなんですよね。ずっと見ていると、時間によって雨粒の大きさや雨量が変わってくるじゃないですか。その変化をボーッとしながら観察するのが好き(笑)。雨には、シャワーを浴びるとスッキリするのと同じように、浄化作用があるのかな。雨上がりの地面は濡れていて、とても心地の良い世界だなと感じます」

外での撮影など、仕事柄、日常的に雨を意識することが多い瑛太。見るのは好きだけど、“天然パーマだから”濡れるのは好きじゃないそうで、傘に対しても独特な観点を持っている。
「撮影現場だと、スタッフさんとかは濡れたままずっと仕事しているので、“着替え持ってきているのかな?”とか“カッパを着ればいいのに”って心配になっちゃいます。僕は衣装を着ているし、天然パーマなんで髪の毛を濡らすとヘアメイクさんに怒られちゃうから、濡れないように気をつけていますね(笑)。

ロンドンスタイルっていうのかな、雨の日に傘をささない人っているじゃないですか。でも、傘って面白いと思うんです。傘を見るとその人のことがなんとなくわかる気がする。意外な人が折りたたみ傘を持っているのを見て、かわいいなと思ったり、素敵な傘を持っている人を見ると“粋だな”と思ったり。わりとビニール傘の人が多いと思いますけど、折りたたみ傘や真っ黒な傘をさしてる人は“雨を知っている人”というイメージがありますね。雨を楽しんでいるなと。これを機に僕も新しい傘を買いにいこうかな。どうせならものすごく派手なのがいいですね。“どんなヤツがこの傘をさしてるんだ?”と思われるぐらい派手でもいいかも」
“雨を知っている人”というのはなかなか粋な言葉。それは言い換えれば、“雨の楽しみ方を知っている人”ということだろう。瑛太にとって、傘は雨をしのぐツールでありながら、自分を表現するアイテムのひとつなのだ。そのほかにも、こだわりの雨アイテムがあるようで―
「趣味の登山では特に濡れたくないので、アイテムにはこだわります。ゴアテックスのプロシェルという、一番防水性の高いタイプのレインウエアを愛用していて、登山には必ず持っていく。雨を防ぐし通気性も良くて、最高なんですよ。けど、最近はまったく登山に行けてないな…(苦笑)」
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