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(更新: ORICON NEWS

心身が癒やされる本・映画・音楽

<CINEMA>

とある老夫婦と「アート」のドキュメンタリー

(C)2008 Fine Line Media, Inc. All Rights Reserved. 発売元:株式会社ファイン・ライン・メディア・ジャパン 販売元:ポニーキャニオン DVD税抜4700円

(C)2008 Fine Line Media, Inc. All Rights Reserved. 発売元:株式会社ファイン・ライン・メディア・ジャパン 販売元:ポニーキャニオン DVD税抜4700円

CINEMA1
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』(2012年)

「4000点もの現代アートのコレクションを築き上げた、ごく普通のニューヨークに暮らす公務員夫婦ハーブとドロシーのドキュメンタリー。ニューヨークに住む郵便局員と司書の二人が、慎ましい生活の中で30年間集めたアートは、いつしか部屋に溢れんばかりの数に。やがて彼らのコレクションを披露するようになり、テレビに出たりして、遂にナショナル・ギャラリーに寄贈することに。やっと作品に溢れたアパートから、普通の生活になるかと思ったが、2人は作品を集めることを止めなかった。再び作品の溢れるアパートに!(笑)。 購入する際のルールは、「値段が手頃で、アパートの収まる大きさであること。あとは好きかどうか」だけ。決して金儲けのために、コレクションを売ることはなかった。この真摯なまでのアートへの姿勢に心を打たれます。 彼らのコレクションこそ二人のアートだと評されるのもとっても頷けますし、何より、しっかりと手を繋いで歩く二人の後ろ姿にほっこりとする映画です」

幻想的な海と生き物の映像美

「ディープ・ブルー スペシャル・エディション」 DVD 税抜4,700円 発売元・販売元:鞄喧k新社 (C) BBC Worldwide 2003

「ディープ・ブルー スペシャル・エディション」 DVD 税抜4,700円 発売元・販売元:鞄喧k新社 (C) BBC Worldwide 2003

CINEMA2
『ディープブルー』(2004年)

「青い惑星、地球。生命の源であるその青い海で繰り広げられる死と再生。大いなる地球の神秘が垣間見られるドキュメンタリー。イギリスのBBCが、製作に7年、撮影に4年半をかけ、撮影場所は世界200カ所にもおよんだといいます。観たことない映像の数々で、どうやって撮影したのか不思議になってきます。海や海に暮らす動物たちの様々な顔が見ることができます。個人的には、幻想的で美しい深海魚の発光シーンがおすすめ。その自然美の映像に何度でも心静かに、ゆったりと鑑賞できる映画です」

世界一のレストランの見目麗しい料理の数々

税抜4800円  発売元:ドマ/スターサンズ  販売元:株式会社KADOKAWA

税抜4800円 発売元:ドマ/スターサンズ 販売元:株式会社KADOKAWA

CINEMA3
『エル・ブリの秘密 世界一予約の取れないレストラン』(2012年)

「かつてスペインのカタルーニャ地方にあった三ツ星レストランで、世界一予約が取れないと言われた「エル・ブリ」の裏側を映し出した作品。2011年にレストランが閉店してしまっているという意味でも貴重なドキュメンタリーです。日本にもなじみ深いものがあり、冒頭から魚の産地が日本だったり、茶道を取り入れた料理や、日本ではオブラートに薬を包んで飲んだりするなどのエピソードも出てきます。旨いかどうか、味だけじゃない新しい感覚を求める、その料理への探究心がレストランの人気の秘密かもしれません。 半年間は店を閉めて、新しい料理を開発している姿や、開店してからの試食、調理の裏側など、シェフのフェラン・アドリアの様子を中心にを見ることができます。真空調理や液体窒素など、科学も導入しての新しい料理作りが興味深く、何より見目麗しい料理の数々に癒やさること間違いありません」

世界的美術館の裏側を描く

(C)IMGICA.TV

(C)IMGICA.TV

CINEMA4
『パリ・ルーヴル美術館の秘密』(2004年)

「すべての美術品を見るには1週間かかると言われている世界最大級、かつ世界で最も入場者数の多い美術館「ルーヴル美術館」の裏側を描いたドキュメンタリー。 巨大な絵画をクレーンで吊るして館内へと運び入れたり、10人以上で巨大な絵画を運んでたりと、裏方のスタッフはまるで引越し業者のよう。そのためか、美術館員はトレーニング室で筋トレに励んでいたり、意外と力仕事なんだと驚きます。その他、消火訓練、人命救護の講習、倒れた職員を担架で運んで救護したり、職員のフードコート、学芸員たちが遊ぶ姿など、彼らの素の表情がとても興味深い。最初は1日だけの予定で、巨大な絵を運ぶためだけの記念にと撮影を頼まれたが、監督の好奇心によって関係者に見つからないように、その後も3週間にも及ぶ撮影をして、館長から事後承諾で映画にしたという奇跡の1本です」
recommendation
代官山 蔦屋書店
シネマコンシェルジュ
上村敬さん

『代官山 蔦屋書店』は「次世代のTSUTAYA」をコンセプトに、本・映画・音楽を取り扱うだけでなく、文房具、トラベルカウンターなど、人生を楽しむためのコンテンツを豊富にそろえる。ライフスタイル提案型の店舗の草分け的存在として、新たな読書体験を創造。周辺には『代官山 蔦屋書店』を中核としていくつもの小さな専門店が集結する。「コンシェルジュ」は、豊富な知識を持ち、顧客ひとりひとりに対応できるプロのスタッフ。上村氏は特にカメラワークが面白い映画に精通している。
http://real.tsite.jp/daikanyama/

<推薦作品の詳細はこちら>
『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』
『ディープブルー』
『エル・ブリの秘密 世界一予約の取れないレストラン』
『パリ・ルーヴル美術館の秘密』

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