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(更新: ORICON NEWS

山田孝之「失敗は考えるチャンス。悩む時間がもったいない」

最終作にして新しい挑戦が生まれた

「何年も前に柄崎を演じているやべきょうすけさんから、顎戸三兄弟が登場するエピソードが面白いと聞いていましたし、丑嶋の中学時代が描かれてるなら絶対に映像化したほうがいいと前から思っていたんです。丑嶋がどんな人かわからなくて、探っても探っても全然掴めないからこのシリーズを観続けてくださった方が多いんじゃないかなと思って。それで少しだけ彼の内面が見せられればきっと面白くなるし、最後を飾るにはふさわしいエピソードなので、原作の“ヤミ金くん編”をファイナルに選びました」
丑嶋の内面を描くという、ファイナルにして新たな挑戦になった今作に、山田孝之は役者としてどう向き合ったのだろうか。

「『ザ・ファイナル』で初めて丑嶋の気持ちや内面を考えました。“何故この台詞を言うのか”なんて今まではあえて考えないようにして演じていたんですけど、今作では初めて考えることができた。それは面白かったというよりも、嬉しかった。“あ、ちょっと社長のことを知れた!”と、最後の最後にして思うことができたんですよね。それは観てくださる方もきっと同じ気持ちを抱いてくれるんじゃないかな」

嬉しそうな笑顔を見せたあと、丑嶋の気持ちを考えるきっかけを与えてくれた共演者についても語ってくれた。

「永山絢斗くんが演じた竹本(丑嶋の幼馴染役)とのシーンは楽しかったです。今までは台詞を丑嶋らしく言うことに全力を注いでいましたが、“この時竹本と会ってこの台詞を言うというのはどういう感情なんだろう?”と。台本に書いてある文字から感情を読み取って役を作る作業が面白くて、それがやっぱり芝居をする楽しさや役者として生き続ける楽しさにも繋がっているんだなと今回実感することができました」

更に永山について“凄くやりやすかったですし、彼が竹本をやってくれて本当に良かった”と熱く語った。特にこのシリーズには多くのキャラクターが登場し、なかでも欠かせないのがカウカウファイナンスのメンバー達(柄崎や崎本大海演じる高田、そして最上もが演じるモネ)である。彼らと社長のシーンはユーモラスなシーンが多く、一緒に食事をする場面もこのシリーズのお約束となっている。

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