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(更新: ORICON NEWS

働くことを考えさせられる本・映画・音楽

<MUSIC>

「勤労」と言えば…ユニコーン!

(C)Ki/oon Music Inc.

(C)Ki/oon Music Inc.

MUSIC1
ユニコーン『勤労ロードショー〜LIVE IN JAPAN〜』(2009年)

「日本が誇る「働くオッサン(?)」代表のユニコーンが、解散から10数年のブランクを経て復活した後のツアーを収めたライブ盤。この時点では、最年長のドラムの川西さんもまだ40代だったので、スティール・ホイールズ・ツアーの頃のストーンズとだいたい同じですね(当時ビル・ワイマン以外は皆40代)。ユニコーンもストーンズみたいにこの先20年以上活躍してくれると嬉しいですが…。でも、70超えた民生さん達ってどんななんだろう?「人生は上々だ」の阿部さんのバカふざけ(←褒めてます!)はどうなるんだ!? そもそも、自分もその頃には定年退職してるのか?…と想像がどんどん膨らむ一方なので、あまり深く考えず、この楽しいライブ盤を爆音で聴きましょう。ちなみにこのアルバム、ツアー音源をダイジェスト的に寄せ集めたちょっと珍しい構成で、Disc1と2のうち4曲が重複(←すべて阿部さん作曲!)しているので、聴き比べも楽しめます」

勤労意識を高めたい時のBGMはサザンロックがおすすめ!

(C)ユニバーサルミュージック

(C)ユニバーサルミュージック

MUSIC2
Lynyrd Skynyrd『Second Helping』(1968年)

「サザンロック西の横綱、レーナード・スキナードのセカンドアルバム(東はもちろんオールマン!)。なんといっても「Working For MCA」が痛快!所属するレコード会社を痛烈に皮肉った歌詞をふんだんに織り込んだこんな曲を作りながら、その会社からアルバムを出す、なんておしゃれな事ができるのは彼らだけでしょう。まさに、レーナード流の“働き方”がここにあるわけです。この曲は、パキパキのギターが特徴のエド・キングが作曲していますが、エドは次のサードアルバムまでの参加でバンドを脱退(90年代の再結成時に一時復帰)。その後レーナードは、1977年の飛行機事故によりヴォーカルのロニー・ヴァン・ザントと、エドの後任として加入したギタリストのスティーヴ・ゲインズが他界…と、メンバーの多くが他界してしまった現在も、ロニーの弟ジョニー、オリジナルメンバーであるギターのゲイリー・ロシントンを中心に就業中。勤労意識を高めたい時に思わず手が伸びる永久保存盤です」

たまには仕事を忘れて…癒しのモーツァルトでのんびりしたクリスマスを

MUSIC3
V.A.『モーツァルト/ザ・クリスマス・アルバム』(2016年)

「ジョン・レノン風の長髪にあこがれて肩まで髪を伸ばしていた学生時代。同窓会でたまに会う高校の恩師(厳格・強面・古文専門)に「なにベートーヴェンみたいな髪しとるんだ!」と会うたびに怒鳴られ、実はベートーヴェンよりモーツァルトに愛着がある(誕生日が一緒)のに、それを言えずにヘラヘラ笑ってごまかしていた二十歳の頃…。とつい思い出に浸ってしまいましたが、元祖「働き過ぎの音楽家」と言えば、モーツァルトでしょう!35年の生涯の中で作曲したのが600曲超だとか、全曲集CDが200枚組だとか、尋常じゃない働きっぷりですよね。そこでお勧めしたいのがこの季節にぴったりの1枚。街中に溢れるクリスマスソングを聴きすぎて、クリスマス本番の頃には耳が疲れてしまっている方にはピッタリの、心温まる1枚です。「そりすべり」や「フリースの子守歌」でクリスマス気分を高め、ラストの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」でおやすみなさい…」

「働き方改革」成功のカギがここにある?

MUSIC4
楠田 祐『残業イルミネーション』(2015年)

「人事ジャーナリスト楠田祐氏のセカンドアルバム。「不満だなこの評価」「就業意欲促進の唄」「だって言われてないもん」など、曲目を見ているだけでもわくわくしますが、「事業部長も今ではプレイングマネージャー 俺たち職場で野放し♪」「残業しないと頑張っていないという迷惑な妄想 そんな上司に呆れた♪」と、仕事に明け暮れて疲れる我々の心に突き刺さる歌詞が怒涛のように押し寄せてきて、知らず知らずのうちに独特の世界観の中に引きずり込まれていきます。「フィードバックの面接 上司がひとりで喋っている♪」なんて言われて、ドキッとしない管理職はいないでしょう(笑)。首相自ら旗振り役になって「働き方改革」に邁進する我が国において、今まさに「働くことについて考えさせられる音楽」と言えばこの作品で決まり!」
recommendation
タワーレコード総務人事本部 人事部 部長
土井 基さん

タワーレコードの人事を担当。子どもの頃に見たスティーヴ・ガッドのコンサートに影響されて学生時代からバンドでドラムを担当している。
http://tower.jp/

<推薦作品の紹介はこちら>
ユニコーン「勤労ロードショー〜LIVE IN JAPAN〜」
Lynyrd Skynyrd「Second Helping」
V.A.「モーツァルト/ザ・クリスマス・アルバム」
楠田 祐「残業イルミネーション」

information
『WINTER SALE』
会計3000円から、削って出た金額がOFFになるスクラッチカードがもらえるほか、抽選でオリジナルグッズをプレゼント。また、「まとめ買い」「輸入盤最新ヒット」「アパレルセール」など全9種の企画を用意する。12月31日まで開催中。 
http://tower.jp/winter16

『Xmasキャンペーン』
タワーレコード全店で、無料のギフトラッピングサービスを実施するほか、対象商品を購入の人に応募抽選で豪華賞品が当たるプレゼント、限定店舗スヌーピーコラボグッズの発売などを行う。12月25日まで開催中。
http://tower.jp/xmas16

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