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ファッショニスタ・干場義雅が伝授 大人の男の身だしなみ術

FASHION
春、新年度のスタートは間近。そこで、「大人の男の身だしなみ」を特集。TV番組のファッションコーナー指南役として登場するほか、メンズファッション界のカリスマとして知られるファッショニスタの干場義雅氏。どのようなポイントに気を付けて身を整えているのか、実際に干場氏が実践していることを伺った。身だしなみの基本中の基本を解説する。
Profile
株式会社スタイルクリニック代表取締役
講談社「FORZA STYLE」編集長
ファッションディレクター
干場義雅(ほしばよしまさ)

東京都生まれ。雑誌『POPEYE』で読者モデル、BEAMSで販売を経験後、出版社に勤務。雑誌『MA-1』『モノ・マガジン』『エスクァイア日本版』など、数々の雑誌の編集者を経てファッション誌『LEON』の創刊に参画。「モテるオヤジ」「ちょい不良(ワル)」など一大ブームを作る。その後『OCEANS』を創刊し、副編集長兼クリエイティブディレクターとして活躍。12年に(株)スタイルクリニックを創立。2015年、講談社のウェブマガジン『FORZA STYLE』編集長に就任。テレビ、ラジオ、イベント等への出演、自身のブランド「PELLE MORBIDA」「WH」でクリエイティブディレクターを務めるなど多方面で活躍中。著書に『一流に学ぶ色気と着こなし』(宝島社)、『世界のエリートなら誰でも知っている お洒落の本質』(PHP研究所)がある。

干場義雅オフィシャルサイト 

はじめに:メンズビューティー・メンズファッションのトレンドでもある「身だしなみ」

メンズエステ、メンズ専用ヘアサロン、グルーミングサロン、ユニセックスブランドでのメンズ比率の上昇……。男の身だしなみにまつわるメンズビューティー市場が盛り上がっている。なぜだろうか。ファッション界に精通する干場氏はその背景を次のように捉えている。

「メンズ市場の盛り上がりの背景は、2つあると考えています。1つは世の中が物であふれているということが一番の要因ですね。それによりどういうことが起こったかというと……。昔、ファッションは、良いものと呼ばれるものは値段が高いものがほとんどでしたが、今は、そこそこの値段を出せば、そこそこのものが手に入るようになりました。例えば、基本の白いシャツ。本当にオシャレな人は高価なシャツを着ていたりもしますが、それはごく一部。今は良心的価格帯のブランドでも「安くていいもの」が溢れている。つまり、ファストファッションの台頭によって、多くの人にいろいろな洋服が届けられる時代では、“ある程度の人”でも十分オシャレを楽しめるための洋服が揃う時代になったんです。では、どうやって他人と差別化し始めているのか? それは、洋服だけでなく、着る人の中身を形成する、「身だしなみ」や「健康」、「ライフスタイル」に焦点が当たるようになっていて、そこにお金をかける時代になっているのです」
「服を着る以前に、まずは健康であること。マラソン、食生活など…。みんな、エリートの経営者たちは、こぞってジムに通って、スムージー飲んでるでしょう。そして、次に健康を手に入れたら身だしなみ。例えば、ヘアや肌など、若々しくいるためにお金をかけています。ライフスタイルは生活全般でオシャレを求めているっていうこと。住む家だったり、車だったり、インテリアだったり、サーフィンやヨガっていう趣味だったり…。洋服だけでなく、着る人の中身を形成する、そういう部分にお金をかけるようになったから、洋服にそこまでお金を使わなくなったのです。

そして、もう1つは、女性と一緒に働くケースが増えたことも要因です。どの分野でもそうですが、会社の中で一緒に働いている女性が多いですよね。臭いとか、外的要因・身のこなし・着こなしでダメ出しされたら、仕事ができないのと一緒。ある程度、綺麗にしていたり清潔にしていないとダメなんですよね。例えば、ファッション誌の編集長が「臭くない?」とか、「なんで綺麗にしてくれないんだろう」とかやり玉にあげられたらダメですよね。そういうことなんです」

そんな「身だしなみ」を干場氏はどのように実践しているのだろうか。
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