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ファッショニスタ・干場義雅が伝授 大人の男の身だしなみ術
干場氏の1日
「朝起きた後、まずは自分の部屋でメールチェックから一日が始まります。1日200通くらいメールが届くので、必要な返信、やりとりを朝に行います。平行して、時間がある時は頼まれていた原稿、自分のブログ、連載原稿などを書いたり、原稿チェックも同時に行います。1日何十本近くある原稿をチェックします。1時間半くらいかかってこの作業をしながら、朝はスペシャルドリンクを飲むことが多いですね。僕は“時短”をモットーに生きています。カルピスから発売されている乳酸菌飲料をベースに、青汁、ビタミン剤、アミノ酸、コラーゲンを入れたものを朝ごはんとして飲んでいます。明治の「即攻元気」ゼリーを飲むこともありますね。時間がある時はドリンクでない朝ごはんを食べます」
「メール、原稿チェックが終わると身支度に移ります。基本朝シャワー派です。自分の汚れがとれるもの、脂分、加齢臭がしっかりとれるものを使っています。毛穴が皮脂で詰まっていると、毛が曲がったり、抜け毛につながる。毛穴の汚れは取ってあげたほうがいい。薄毛で薬を飲んだり、育毛剤を使ったりするとしたら、その時間がもったいない。今からやっておいたほうがいいんです。ニオイもそうですね。完璧にとれるもの使っていますね。オブレのシャワーヘッドを使って良い水でシャワーを浴びます。結局、ヘッドスパで汚れを取ってもらうことを考えると、毎日しっかり汚れはとった方がいいんです。日々の積み重ねはすごく大事にしています。基本的に、清潔さにはこだわっています」
「自ら企画をチェックし、編集会議も出ますし、意見を吸い上げて判断もします。基本は編集部に行くと、自分が出ている動画の撮影や打ち合わせなどが入ります。ヒトがいるときに原稿チェックができないんです。集中してチェックしないと変なミスにつながったりするので、朝、頭がキレッキレのときにやることにしています。日中は、時間を“人”か“取材・撮影”に使っています。ヒトとはクライアントや広告代理店やお客さん。対談や、取材受けることも多いです。今、僕が編集長をやっている『FORZA STYLE』は自分が動画に出ることも多いメディアでもあるんです。19:30ごろに会食、会合、パーティが入ることも多いですね。だいたい22:30くらいまでかかり、一日が終了です」
「講談社に出社しない時もあります。そういう日は、自分がディレクションしているブランドのプロデュース、打ち合わせ、テレビやラジオの収録、タイアップ企画の進行、今は全日空の機内誌と連携していたりします。土日はほとんどイベント出演で、全国を飛び回っています。仕事があれば休まなくてもいい。仕事が楽しいんでしょうね」
1日の大半を、作業の為ではなく、人の為に時間を割いている干場氏。人とやり取りをする仕事だからこそ、身だしなみには人一倍気を配っている。
アンファー「スカルプDモーニング 炭酸ジェットスカルプシャンプー」(左)を中心に、資生堂「アデノバイタル」(右)も並行して愛用しているという。
ボーテ デュ サエ「ボディミルク(ローズブーケ)」
「女性用のイメージがありますが、男性が使用しても違和感のない爽やかな香りです」
ペンハリガン「ブレナム ブーケ」
「最も愛しているのが、ペンハリガンの「ブレナム ブーケ」(左)。時代を超えて紳士たちに愛されてきた名品です。スーツの時はほぼこの香りを身にまとっています。カルバン・クラインの「エタニティ」(中)や、夏場はエルメスの「オードゥパンプルムスローズ」(右)も愛用しています。
ウェルネス・美容習慣
「美容習慣というか、日ごろ気を付けているのは“姿勢”ですね。前かがみで猫背になるとお腹に無駄な肉が付きやすいんです。姿勢が悪いといいことはありません。
もう一つは“歩くスピード”です。ガンダムに出て来るシャア・アズナブルみたいに、人の3倍速いです(笑)。ヒトより3倍速く歩くと、体型も運動量も変わります。肥満や運動不足の方は大腿筋を鍛えると良いと思います。太ももは大きい筋肉なので、ここを使うと消費量が全然違うんですね。日々の中でも、早すぎて部下がついてこられないくらいですから(笑)。僕は酒も飲みますし、よく食べます。ジムに通ったりは特にしていないんですが、姿勢と活動量は若い頃からから意識し続けています。全身が映る鏡で毎日自分の身体をチェックするといいと思いますよ」