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ORICON NEWS
INORAN「テキーラは、喜びを共有する友のようなもの。笑顔を創る男になれ」
人との時間を楽しむ、“人をつなぐ酒”
こういう場所(テキーラフェスタ)にいることによって、作る方やバーテンダー、いろいろな方と知り合えます。ライブで全国を回る際、知り合った人みんなが全国にあるテキーラバーを紹介してくれて。それが適当な繋がりではなくて、みんなが同じ方向を向いていて、ちゃんとしたネットワークができているんですよね。僕は酒豪でもないし、他の方よりも特別に酒が好きというわけではない。当然これまでは他の酒も嗜んでいましたが、それまでの人生になかったものをテキーラによって得ることができたんです」
酒は人と過ごす時間を良くしてくるもの、その中でも特にテキーラは人とのつながりを広げてくれたり、ハッピーなバイブスを感じられるもの。ライフスタイルの充実に欠かせないツールとして楽しんでいるようだ。
「今はなかなかできていないんですが、酒のほかには旅行が好きですね。東京いると、スピードや「風」を感じないんです。熱い・寒いやビル風、木枯らしは感じますが、でも自然に触れる風は感じない。自然を求めて旅をしますが、それは時間の流れ方や景色、空気…“東京の生活とのコントラスト”によってパワーをもらえる。その感覚を大切にしています。
面白いのが、旅先の場所ひとつでも自分に合う合わないってあるんですよ。その場所に似合う音楽があったり、逆に「どんな場所にも似合う音楽は素晴らしいな」なんて思ったりもします。曲を作るため、音楽人であるためだけでなく、すべてに言えることですが、“その場所に自分を置く”ということが感じるために大切なんです。感じることを素直に受け止める。人間なかなかそうはいかないからこそ、まっすぐ心のままに生きていることがすごく大事」