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(更新: ORICON NEWS

毎日の料理に、こだわろう 〜料理家・栗原心平 記憶に残る男の料理とは〜

5月、新年度にも慣れて新しい生活が本格的に回り始める頃だからこそ、毎日の暮らしを見つめてみてはどうだろう。家で自分や家族の好きなものを作って、毎日の料理にもこだわってみれば日々がきっと楽しくなる。そこで、『男子ごはん』で知られる料理家・栗原心平氏に、カッコいい男の料理やオリジナルレシピなどを教えてもらった。
Profile
ゆとりの空間 代表取締役専務
料理家 栗原心平さん

1978年生まれ。料理家・栗原はるみの長男。幼い頃から得意だった料理の腕を活かし、自身も料理家としてテレビや雑誌などを中心に活躍。仕事で訪れる全国各地のおいしい料理やお酒をヒントに、ごはんのおかずやおつまみにもなるレシピを提案している。2012年8月より料理番組『男子ごはん』(テレビ東京系列)にレギュラー出演中。最新著書『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)を4月26日に出版。父親がママ(妻)や子どものために作るレシピを提案している。

「料理は、食べてもらう人とのコミュニケーション」

「料理家になったきっかけは、母と一緒に仕事をしていた出版社の編集長から「新しい連載の企画があるからやってみない?」と言われたのが始まりでした。それから10年くらいは母が代表を務める「ゆとりの空間」で営業職をしながら、ぽつぽつと料理のお仕事をさせて頂いてました。料理の仕事が増えて、本格的に料理家として仕事し始めたのは、『男子ごはん』の出演がきっかけですね。たくさんの方に「レシピ作ってみておいしかった」とか「見ていて楽しそう」とか言っていただけることが料理家としてのモチベーションになります。

料理のすばらしさ、やりがいは、作る相手のことを想像して、その人の好きな物、好きな味を作ったときに、「おいしい」と言ってもらえることです。また、一緒に作るという行為もコミュニケーションが生まれて家族の会話のきっかけになるんじゃないでしょうか」

カッコいい男の料理とは?「“いつもの”といわれる得意料理をひとつ持とう」

「料理が好き」「得意」という男性も存在するが、多くは「趣味」の域。かといって、“母親”のように生活的・実用的な毎日の料理ができたほうがいいかと考えると、それも現実的ではない。栗原氏の最新著書は「父親の料理」をテーマに、家族のために子供と一緒に作る料理を提案している。世の働き盛りの男性はどのようなスタンスで料理と関わっていけると良いのだろうか?

「サラっと作ってきれいな盛り付けで料理を作れる男性ももちろんカッコいいのですが、「俺のチャーハン最高なんだよ食べてみる?」と言って豪快に料理を作る方のほうが、僕はカッコいいと思います。男性は、子どもや奥さんから「いつもの!」と言われる得意料理を一つ持ってほしいですね。そんな思いで、親しみやすくて作りやすいメニューを中心にレシピを紹介しています。どれか一つでもいいので、繰り返し徹底的に作って、レシピ本を見なくても作れる「自分の料理」にしてください。「それが父親のとっておきの一皿」になると思います」

男にとっての料理ライフがくれる3つの「良いこと」

働き盛りの男性であり、また、子を持つ父親の一人として、料理に携わることで実感したことを教えてもらった。
「段取り上手になる」

「料理を定期的に作るようになると、積極的に家事に参加するようになり、段取りを大切にするようになります。本格的に料理をし始めると献立を考えるところから始まって、買い物、料理、片付けまでをしなければならなくなりますよね? そうなるとスケジューリングがとても大切になり、自然と“段取り力”が身につくようになります。また、ママの大変さがわかってくると、今までしなかった風呂掃除やトイレ掃除、洗濯なんかもちょっとずつ手伝うようになったりと、生活が整ってくるかも!」


「子ども(家族)にとっての強い記憶になる」

「皆さん一つくらいはお父さんの味の記憶があると思うんですが、それって幸せな思い出だと思うんです。そういう思い出を自分が作れることも幸せだと思います」


「ママ(妻)や家族の忙しい時の手助けになり、家族円満に」

「ママだってたまには友達だけでご飯が食べたいと思うはずです。そんな時にパパが作れるとその時間を作ってあげられますよね。そうすると家族円満のきっかけに…なると思っています」

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