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見せる収納ばかり 扉なしを逆手に取る“整った部屋”【男の部屋】

LIFE
“部屋の乱れは心の乱れ”。散らかった部屋はストレスになるし、心が乱れていると部屋まで乱れる。心と部屋はリンクするから、梅雨の鬱々とした時期を前に“整った部屋”を拵えてみては? たとえば、こんな部屋のように―
名前:T・Yさん(38) 
職業:IT関連
場所:埼玉県
形態:一人暮らし
間取り:1LDK
築年数:約51年
今年の1月から住み始めたという、「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」物件のT・Yさん宅。全面が白く塗られ、扉や棚が最小限に絞られたシンプルな作りだったため、工夫次第で個性が出せることが嬉しかったという。「生活している以上は一定の生活感は残しておきたい」と話す彼の部屋は、生活必需品が気持ちよく並ぶ。そのコツやこだわりを聞いてみた。
01 手前の1着しか見えない。技ありクローゼットでスッキリ見せる
家の中で特に気に入っている場所が、クローゼット。「ショップのようなイメージにしたかった」と語るように、整然と服が並ぶ。こだわりは、縦方向に服がかけられるように、奥から手前にかけて取り付けられたハンガーレール。
「横方向にレールを取り付けるほうが簡単ですが、それだとすべての服が見えて、いかにも“クローゼット”になってしまう」のが嫌だったそう。これなら一番手前にかける服によって部屋の印象を変えることができ、なんといってもスッキリとして見える。
仕組みは、ベースになる横方向のレールを手前と奥に1本ずつ、DIYでお馴染みのディアウォールと突っ張り棒で作り、そこに縦方向の突っ張り棒を引っ掛けたというシンプルなもの。縦方向の棒は左右にスライドできるようになっているから、シャツやジャケット、アウターなど、服の幅に合わせて調節できる。
下段に並ぶクリアケースには、自分で撮った写真をプリントして差し込み、中が見えないようにひと工夫。これで中身が多少ゴチャついていても隠すことができる。
元々は何もなかったというスペースに、DIYで使い勝手がよくスッキリと整えられた収納を作り上げたT・Yさん。このクローゼットを整った状態に保つ方法は、「モノを絞り込むこと。整理してみると不要なモノって結構あるものですよ」。
02 開放感がスッキリさを助長。オープン収納ばかりのキッチン
こちらも、家の中でとても気に入っているという場所。白色と木目を基調にした気持ちのいい空間に、食器やキッチンアイテムが並ぶ。
「壁に調理道具をぶら下げるのがちょっとした夢でした」と話すT・Yさんの小さな夢は、ディアウォールとパンチングボードで叶えた。料理中にパッと使いたいフライ返しや菜箸は、ガチャガチャと互いに引っかかったりするとストレス。すぐ手に取れることが何より大事で、洗ったあとはここに戻すだけだから収納もラクチンだ。
広いワークトップの下のスペースは、はじめから備え付けの収納が一切なかったという。その開放感を残すために、側板(がわいた)が必要ない寸切りボルト(長ネジ)を使ったオープンな食器棚をDIY。「扉の開け閉めがなく、ワンアクションでモノの出し入れができるので、料理がしやすくなりました。棚板の高さを自由に調整できるのも便利」。
モノが多く、ゴチャつきがちなキッチンが見事に整理整頓されているこちら。「デザイン優先で使い勝手が悪くなっては元も子もないので、用途を見失わないようにしています」と話すように、手間がかからなくて片付けやすいことが、整った空間を生む秘訣。
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