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(更新: ORICON NEWS

見せる収納ばかり 扉なしを逆手に取る“整った部屋”【男の部屋】

03 雑多同士をまとめる。“見せる収納”のもうひとつのテクニック
クローゼットしかり、キッチンしかり、“見せる収納”で開放感を出しているT・Yさん宅。「すべてしまい込まれた空間は、生活感を失います。生活している以上は一定の生活感は残しておきたいと思いました」と言うのが、随所で“見せる収納”を選んでいる理由。
それでも、細々としたものが多い場所は、どうしても雑多になりがち。そんなときは、雑多同士をまとめて統一感を出すようにしているという。「ガレージのようにしたかった」と話すこちらの趣味部屋がその例。

壁にはパンチングボードを有効活用し、そこにアウトドア系アイテムを“かける収納”。そのほか、自転車のメンテナンスツールなど細々したものは、用途ごとに分類して、DIYした木製の棚に“見せる収納”をしている。あえて、“少し雑多なガレージ感”を残すことで、テーマにあった空間に仕上げているようだ。

木製の棚は、“OSB合板”と呼ばれる、小さな木片を集めて作られた板を使用。「趣味道具は汚れ物も多いので、ラフに使える素材を選びました。ワイルド感も出せるので、ガレージのイメージにもぴったり」。
T・Yさんの“整理の基準”―
「スペースを埋めようとせず、余白を残す」
ほとんどの収納スペースが“見せる収納”になっているにも関わらず、雑多な印象にならないT・Yさん宅。その根本にある法則は、余白を残すこと。「スペースがあるとつい何かで埋めてしまいがちですが、“部屋をデザインする”という意味では、余白をうまく使うことが大切だと思います」。

そして余白があることのメリットは、「手が届かないところを極力なくすことで、掃除がしやすくなる」こと。日々の掃除は、ちょっとしたハードルがあるだけで面倒になり、散らかりの原因になる。そのハードルを下げるレイアウトや収納方法が見つかれば、片付けが苦手な人にも心強い。

「整理や模様替えは、取り掛かりやすい小さなところから始めがちですが、それだとちぐはぐになりがち。部屋全体のテーマを最初に決めるのがポイントだと思います」とT・Yさん。この機会にいま一度、部屋全体に目を向けて、“整った”気持ちのいい部屋を目指してみてはいかがだろう。
お部屋の住人
T・Yさん
インテリア写真の投稿・閲覧サイト『RoomClip(ルームクリップ)』ユーザー
ユーザー名:plus9
Room NO. 1242101
Instagram :@plus9_life
URL:roomclip.jp/myroom/1242101(外部サイト)
取材協力
RoomClip(ルームクリップ)

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(取材・文/駒場 彩佳)

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