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(更新: ORICON NEWS

“モノの場所”を上手に生み出す リノベーションプランナーの“整った部屋”【男の部屋】


“部屋の乱れは心の乱れ”。散らかった部屋はストレスになるし、心が乱れていると部屋まで乱れる。心と部屋はリンクするから、梅雨の鬱々とした時期を前に“整った部屋”を拵えてみては? たとえば、こんな部屋のように―
名前:増田さん(33)
職業:リノベーションプランナー
場所:大阪府
形態:家族4人暮らし
間取り:3LDK
築年数:10年
「憧れの観音扉が付けられそうな間取りだったから」という理由で4年前にリノベーションして住んでいる増田さん宅。白色をベースに、木目の温かさと所々に差し色として使われている爽やかなブルーが気持ちのいい空間を作っている。「主張が強すぎるから」という理由でデザイナーズのものは置かないというこだわりの住まいは、心地よくモノが置かれている、整理整頓された部屋。そのコツを聞いてみた。

01 ひとつで2役、優秀な大型シェルフに詰め込み収納
家族とのくつろぎの時間をくれるリビング。ここで優秀な収納力を誇っているのが、壁に備え付けられた木製のシェルフ。

「上まで扉がついていると圧迫感がでてしまう」という理由で、上段は棚のみの“見せる収納”になっている。下段の扉つきの収納部分には生活感が出てしまうモノが収納でき、上段には本や雑貨をディスプレイしながら収納できる、ひとつ2役の優れもの。全体を同じ木目のトーンで作っているから、ちぐはぐ感が出ないのも魅力。

上段の棚部分をすっきり見せるコツは、「“本だけ”や“雑貨だけ”にならないように、バランスを見て配置し、圧迫感が出ないように上にいくほど背の低いモノを置いています」とのこと。本が多めだけど重い印象にならないのはこのため。
収納扉がついている部分はオーダーメイドで、上段の棚部分は、古材を使うなど素材にまでこだわってDIYした。端にさりげなくデスクスペースも設けられており、空間使いのうまさに脱帽だ。
02 目隠し&収納力UP。キッチンのゴチャつきを隠す技あり収納
一見、対面型キッチンのように見えるこちら。実はキッチン自体は壁付けになっており、手前のカウンターは増設したもの。あえて高めに作り、ダイニングから丸見えだったシンク周りのゴチャつきを隠せるようにした。さらに、カウンターの分だけ収納力もUP。雑多なアイテムは、キッチンとカウンターの扉つき収納にすべて収められる。

むき出しのダクトやコンクリートはスペースに開放感を与えてくれる代わりに、インダストリアルな印象になりがち。壁に貼られたブルーのタイルや所々にある木目の棚で温かさをプラスして、バランスを取っているのもこだわりのひとつ。

比較的新しい住宅は対面型キッチンが多いけれど、まだまだ壁付けの家も多いはず。増田さん宅のように本格的にリノベーションするのはもちろん、DIYで手軽にカウンターを作るのも手。工夫次第で収納力が飛躍的に上がるから、試してみたいところだ。

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