OLIVER

キアヌ・リーブス「人生で大切していること? それは生きていることかな」

CULTURE

人生で大切にしているものは、本当にありきたりなもの

街中のベンチに座り、サンドウィッチを頬張る。一般人のように地下鉄に乗り、荷物を持った女性に席を譲る。道端に座ってホームレスと酒を酌み交わす。そんなオフの姿をパパラッチされ、「いい人」「庶民派」として知られるキアヌ。実際にインタビュー時もその人柄がうかがえた。愛するものを奪われて復讐を果たしていくという映画のストーリーにちなんで、「復讐したいもの、愛するもの」について聞いたところ、冗談でごまかすこともなく、誠実な答えが返ってきた。
「復讐したいものの話はしたくないかな。悲しくなるし、ネガティブになってしまうから。正直、僕自身は嫌いなものより好きなものが多いよ。それに、人生で大切にしているものは、本当にありきたりなもの。まずは、生きていること、だよね(笑)。そして、友情、愛、美味しい食事、快適な睡眠、そういう日常のもの。ああ、あとは、趣味のバイクもね。それに犬も大好きだよ」
優しい瞳でインタビュアーを見つめながら素直にそう答えるキアヌ。その柔らかさや自然な立ち振る舞いが、"伝説の殺し屋"というハードな役ながら、人々が共感し応援したくなるキャラクターを作り上げているように思える。
「前作を見た友達の一人は、アクション映画なのに『ジョンが一人でいるところや子犬を手にするところが好きだ』といってくれたんだ。そうゆう喪失感のある物静かなオープニングから、激しいアクションに入るのがよかったみたいで。監督も『ありきたりなアクションヒーロー映画ではなく、毛色の違うものにしたい』と常々いっていたから、ジョン・ウィッグの人間味が表れるシーンを好んでもらえたのは、光栄だったよ」
タグ
  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • Pinterest