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ロマン溢れる“クラシックメガネ”の世界 コレクター岡田哲哉【男のコレクション】
日本に戻った後、まだまだ厳しい環境は続いていたが、デザイン性の高い海外ブランドを日本に引っ張ってきたりと地道に提案し続けた。その兆しがようやく見え始めたのが、1990年代に入った頃。そこから“ファッションとしてのメガネ”が少しずつ定着していき、今では当たり前になった。
「店を始めた頃より、今では比べ物にならないぐらいお客さんの数が増えましたね。目が悪くなくても来てくれるようになりました。ずいぶん変わったなと思います」としみじみ。当初からの願いだった「楽しそうにメガネ屋に来てくれる」人が増えたと実感している。