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ORICON NEWS
ロマン溢れる“クラシックメガネ”の世界 コレクター岡田哲哉【男のコレクション】
次に仕掛けたい注目のデザイン
02 逆に“太フレーム”のメガネ
「ファッションメガネが浸透しはじめた頃は、トレンドが作られて、それに乗る人が多かった。けど、最近ではトレンドに乗らない人も多くなってきました。あえて間逆のものをいく人もいます。アメリカは地域ごとのトレンドはありますが全国的な流れはない。日本もそうなってきているのかなと思いますね」。同時進行でいろいろなトレンドがあると、提案できるものが増えて楽しいという。
また、仕事用で使いたいなら仕事のスタイルで試着するべきだという。「週末に普段着でお店に行って決めるのは、失敗する可能性が高いです。髪も平日のようにセットをしていないでしょうし、普段着だと、本来はスーツに合うメガネがしっくりこなくなってしまうので」。
岡田さんのコレクションにある数々の“クラシックメガネ”。作られた年代ごとの特徴やアンティークならではの色合い、デザインがなんともかっこいい。ファッションメガネの人気によって、安価で気軽に手に入るようになったデザイン性の高いメガネ。それらももちろんいいけれど、アンティークや一点もの、職人やデザイナーが本気で作ったこだわりのアイテムから、自分に合うメガネを探してみるのも楽しい。
岡田 哲哉(おかだ てつや)
1959年広島生まれ。大学卒業後、都銀勤務を経て大手眼鏡販売会社に入社。NY支店に勤務して米国の眼鏡士資格を取得、海外折衝業務などで経験を積む。1998年にグローブスペックス設立。渋谷と代官山に2店舗を営み、6海外ブランドの日本総代理店を務めている。昨年リニューアルした代官山の店舗が、今年2月にイタリア・ミラノで行われた世界最大級の眼鏡国際展示会であるMIDO展にて、世界一の眼鏡店としてBestore Awardの賞を授与された。
『GLOBE SPECS 渋谷店』
住所:東京都渋谷区神南1-7-9 1F
電話番号:03-5459-8377
営業時間:11:30 - 20:00
定休日:なし(年始を除く)
公式サイト:http://www.globespecs.co.jp/(外部サイト)
(写真/片山 拓、取材・文/駒場 彩佳)