OLIVER

妻夫木聡「いくつになっても“子供心”を持ち続けたい」

CULTURE
映画『ウォーターボーイズ』(2001年)で人気役者となり、その後もNHK大河ドラマ『天地人』では主演の直江兼続役、昨年の映画『ミュージアム』では連続猟奇殺人犯のカエル男など、硬軟の振れ幅の大きい役柄を演じ、存在感を発揮する妻夫木聡。9月16日(土)公開の映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』ではラブコメに挑戦する。自身を「民生ボーイ」と称する妻夫木が、力まないカッコいい大人である奥田民生に近付くための人生観や、仕事を楽しむコツを語ってくれた。

本当に“男に生まれて良かった”と思える作品になった

今作は渋谷直角作による原作コミックを、『モテキ』を手掛けた大根仁監督が実写化。妻夫木が演じるのは、「自然体で芯のある自分をもつ」奥田民生のような男を目指す、雑誌編集者のコーロキ。仕事に日々奮闘する中で出会ったキュートでセクシーなファッションブランドのプレス・天海あかり(水原希子)に一目惚れをするところから物語が始まる。コーロキは、彼女に釣り合う「(奥田民生みたいな)力まないカッコいい男」を演じようとするが、自由奔放なあかりに振り回され狂わされていく。うだつは上がらないがどこか憎めないコーロキを演じた妻夫木に、本作の見どころを語ってもらった。

「この映画は、妄想の塊みたいな話だと思います(笑)。男性なら誰もが一度は抱く(!?)“女性に手のひらで転がされたい!”という願望が作品となっているので、男性は転がされているような感覚を、女子の方は転がしている感覚をぜひ楽しんでほしいと思います。すごくエキサイティングなシーンなども多いので、演じていてとても楽しかったです」
水原希子、安藤サクラ、天海祐希、リリー・フランキーなど、豪華俳優陣が集まった本作の現場での、特に印象的なエピソードを聞くと…。
「希子ちゃんは本当に度胸があってカッコよかったです。今回、キスシーンが多くて、割と女優としては体当たりな演技を求められる現場だったとは思うんですが、元々モデル出身ということもあるのか、肝が据わっているというか、自分を表現することに全く恥じらいがなくて。そういう女優さんは今までお会いしたことなかったので、見ていてすごく清々しかったですね」

<水原希子インタビュー>
http://joshiplus.jp/special/167/

妻夫木は、この作品を通じて「男ってやっぱりいいよね、と思えたことが一番の収穫」と振り返る。
「コーロキって別にかっこいいわけでも男らしいわけでもなくて、すごく女々しいんです。でも、あの女々しさも男の人生を物語っている気がして。そして、バカで一生懸命で…本当に僕は男に生まれて良かったと思いました。女性の方も、そんなコーロキの姿を見て“男って面白いな”と感じてもらえたら嬉しいです。また、文学的な映画とか、芸術的な映画ももちろんいいんですが、やっぱり映画はエンターテイメントとです。最高の娯楽として、楽しんでもらえる作品になったと思います」
タグ
  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • Pinterest

ARTICLES関連記事