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(更新: ORICON NEWS

こだわりのコーヒーの入れ方【保存版】 

Topics
P1.“自分好みの1杯を探す”一番最初にするべきこと
P2.おいしいコーヒーのための「豆選び・挽く・淹れる・保存」
P3.「シーンで豆を変える」上級者の楽しみ方
P4.コーヒーがさらに楽しくなる? “コーヒー薀蓄”
<後編はこちら>「キャンプ×コーヒー」の楽しみ方(外部サイト)(5月5日 公開)

コーヒーがさらに楽しくなる? コーヒーうんちく

本当にいい豆は全体の6〜7%
「いままでは量産型のコマーシャルコーヒーが主流だった」と話す堀口さん。農園ごとの味の違いまでには目が向かず、生産国単位でごっちゃに扱われるのが関の山だった。「もっといいものを飲みたい、というムーブメントが2000年ぐらいから起きて、ここ15年ぐらいで質の高い豆が流通するようになりました。とは言っても、それはコーヒー豆全体の約6〜7%程度。今後、もっと流通量が増えて、おいしいコーヒーを飲む機会が増えると嬉しい」と語る。
逆流する“こだわりポイント”。近年やっと原材料に
奥深いコーヒーの世界は、こだわる分だけ楽しめる。個人が楽しむときの“こだわりポイント”も、時代ごとに変化しているという。「最初に注目されたのは、淹れ方。そこから焙煎方法によって味が変わるということが浸透し、いまやっと、原材料の生豆の品質に目が向きました」。コーヒーを淹れる工程を逆行し、“こだわりポイント”が川上へ移行している。「コーヒーはワインと同じ」と堀口さんが言うように、今後は国やエリアはもちろん、生産者単位で楽しむことがスタンダードになるかもしれない。

インテリアとしてもかっこいい、集めたくなるアイテムたち

アンティークのミルに男心がくすぐられる

堀口さんのコレクションの一部。左:木工作家の作品。左中:数十年前にイタリアのアンティークショップで購入。右中:25年ほど前に購入。右:100年ほどの歴史のあるアンティーク品

堀口さんのコレクションの一部。左:木工作家の作品。左中:数十年前にイタリアのアンティークショップで購入。右中:25年ほど前に購入。右:100年ほどの歴史のあるアンティーク品

サーバーやドリッパーは気分で変えるのも楽しい

大小さまざまなドリッパーは並べるだけでもおしゃれ。左:「堀口珈琲」の商品。1〜2人用のペーパードリップ。左中:3〜4人用。サーバーがケトルのよう。中:金属フィルターのドリッパーで印象が変わる。右中:クレバードリッパー。右:3〜4人用。

大小さまざまなドリッパーは並べるだけでもおしゃれ。左:「堀口珈琲」の商品。1〜2人用のペーパードリップ。左中:3〜4人用。サーバーがケトルのよう。中:金属フィルターのドリッパーで印象が変わる。右中:クレバードリッパー。右:3〜4人用。

ケトルひとつでも雰囲気が変わる

色や素材、大きさで印象が変わるケトルたち。

色や素材、大きさで印象が変わるケトルたち。

Profile
「堀口珈琲」代表
堀口俊英(ほりぐち・としひで)

日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)理事。日本コーヒー文化学会常任理事。1990年世田谷区に「堀口珈琲」を開業。日本におけるスペシャルティコーヒーのパイオニア。喫茶・カフェの開業支援を行うほか、年間100回のコーヒー関連セミナーを主催。「珈琲の教科書」(新星出版社)、「コーヒーのすべてがわかる事典](ナツメ社)「スペシャルティコーヒーの本」(旭屋出版)その他著作多数
(取材・文 / 駒場彩佳)

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