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(更新: ORICON NEWS

男の夏旅『世界の車窓から』ディレクターがすすめる「世界の列車の旅」編

Topics
01 “列車の旅”の醍醐味と楽しむ秘訣(1P)
02 プロが選ぶ「もう一度行きたい列車の旅」3選(2P)
03 「男の夏旅におすすめの鉄道」3選(3P)
04 長寿番組『世界の車窓から』の撮影の裏側(4P)
Chapter03
プロが選ぶ「男の夏旅におすすめの鉄道3選」
数々の鉄道の旅を経験した狩野さんに、“男の冒険心をくすぐる鉄道の旅”としておすすめの3つを聞いた。いずれも景色、人々の生活、文化が魅力的なところばかり。1週間ほどの日程で行くことも可能だから、興味のある人は今年の夏旅の候補にいかがだろう。
Recommend 01 
南アフリカを走る豪華列車「ブルートレイン」

昔ながらのヨーロッパの豪華列車の文化を受け継ぐ「ブルートレイン」。ディナーはドレスコードがあり、駅のホームには赤じゅうたんが敷かれているという豪勢ぶり。長距離列車がカジュアルになっているいまだからこそ、貴重な経験がきるというのがおすすめの理由。

コースは、首都プレトリアから南端の町ケープタウンまで、2泊3日の「ブルートレイン」の旅を楽しみ、ケープタウンからはローカル列車で喜望峰まで行くというルート。「ケープタウン周辺のB&Bは、家族経営で雰囲気もよく、ご飯もおいしいところが多くあります。アフリカW杯の前の2007年に行きましたが、危険なイメージはなく、とてもいいところ。一度行ってみるとイメージが変わるはず」。気取った豪華列車の旅と地元の生活に触れられるローカル列車の旅。両方を楽しめるのがこのコースの魅力。
その旅の途中でぜひ立ち寄ってほしいというのが、コーク・ベイという町。マグロを水揚げしている小さな漁師町で、「スシサンド」なるものを出すシーフード・レストランがあるという。アフリカ大陸の最南端で、独自に進化したスシを食べてみては。
Recommend02
インドネシア国鉄 ジャワ島横断の旅

首都ジャカルタからスラバヤまで、ジャワ島の西から東へと走り抜ける鉄道。広大な棚田のある田園風景の中を走りながら、途中ではボロブドゥール寺院とプランバナン寺院という、仏教とヒンドゥー教の有名な遺跡に立ち寄ることができる。

「列車の国とも言われるインドネシアだけあって、車内はきれいです。列車で温かい食事が食べられるのがアジアならではで、提供されるナシゴレンなどの料理もおいしいですよ」。さらに、「途中駅では地元の人が列車の中に食べ物を売りに来るんです。バナナの葉に包んだお弁当とか、まさにご当地料理が楽しめる。おいしいので、勇気を持って食べてみてください」と、ローカル線ならではの楽しさが魅力。

日本からジャカルタまでは、飛行機で約7時間。1日目はジャカルタを散策し、翌日列車に乗ってボロブドゥールまで1日で移動できる。そこからスラバヤまで1日で行き、戻りはスマランを通る上のルートでジャカルタまで。1週間程度で行くことができる。

Recommend03
チェコ鉄道 ボヘミア地方周遊の旅

「もう一度行きたい列車の旅3選」で紹介したチェコの鉄道。プラハからプルゼニを通ってプラハに戻るまで、3日ぐらいの行程だという。見所は、ゲーテも訪れたという温泉が湧く保養地、マリアーンスケー・ラーズニェ。日本とは違い、ここの温泉は入るのではなく飲むのだそう。その他、チェスキー・クルムロフ歴史地区のオレンジ屋根の街、ピルスナービールの街プルゼニ、ボヘミアの森、モルダウ川の流れなどが楽しめる。

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