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人生を楽しむためのヒント 俳優・歌手 石丸幹二

CULTURE
日本のミュージカル界を牽引する一人として、また近年は音楽活動にも力を入れ、活躍の場を広げている石丸幹二。ドラマ『半沢直樹』の好演で、ドラマや映画でも引く手あまたとなったのは記憶に新しい。舞台、映像、歌とそれぞれの魅力を語るその姿から、とことんこだわり、挑むことを楽しむ石丸流の生き方にふれることができた。

舞台は異次元空間、映像はリアリティー

1990年、劇団四季『オペラ座の怪人』のラウル・シャニュイ子爵役でデビューした石丸。劇団四季では看板俳優として長年活躍し、退団後も数々の作品に出演する石丸だからこそ心に響く、舞台の魅力を語ってくれた。

「舞台って異次元なんですよ。現実的でない、実生活から切り離して飛び込ませてくれる、そんな特別な空間だと思うんですよね。なおかつ目の前でくりひろげられる臨場感。スポーツ観戦が好きな方なら、同じ感覚で演劇も楽しんでいただけると思います。生の音楽を聴き、我々が全身で演じている芝居を目撃してほしい…。、私たちの真剣勝負が、観て下さる方々の心に感動を生みだすことができれば…と、いつもそう思って演じています」

一方、ドラマや映画など映像の世界の経験も、有意義なものだと語る。

「これまで舞台では、カタカナの名前の人物を多く演じてきたし、設定年齢も青年期から老年期までと幅広かった。いっぽう映像ではリアリティーを求められますから、与えられる役柄はもちろん日本人で、実年齢に近い人物を演じることになる。今の自分をどんどん映していけるんです。また、私にとって映像の魅力は、短いスパンでいろいろな役作りを経験していけるところ…これはとても貴重な体験なんです。ここ数年、たくさんの役に出会いましたが、二つとして同じ役はない。キャラクターの引き出しを増やせたと思っています」

映像と舞台の作品を同時進行することで、舞台で培った動きや体力が映像の現場で活かせたり、映像でのキャラクター作りが舞台に活かせたり、よりよい相互作用を生み出しているという。ここ何年かは、テレビを介して敵役を演じることが多く、「演じる上での面白みは敵役」という石丸だが、この秋の舞台で、正義のヒーローを演じることとなった。

石丸幹二 フォトギャラリー

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