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フジロックで楽しむ世界の料理 〜FUJI ROCK FESTIVAL '16参加リポート〜

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 FUJI ROCK FESTIVALの楽しみ方といえば、もちろん音楽を聴くことなのだが、ただそれだけではない。もちろんそこだけを楽しもうと思えば、それはそれで可能だが、フェスティバルといえば五感で味わうもの。苗場という大自然の環境、自然の中に散りばめられたアートワーク、そして”祭り”に集まる人々。苗場の大自然の中で暮らす、音楽のある最長4泊5日、それが“フジロック”である。



多彩な楽しみ方がある中から、今回は「食」の楽しみをリポートする。
来年こそは…!と意気込む人はぜひ参考にしてほしい。
初めて行く人によく聞かれるのが、食事はどうするのかということ。キャンプサイトにも炊事エリアも一応は設けられてはいるが、テントからは離れていて木陰もないただの広場。
無数のテントで埋め尽くされたテントサイト

無数のテントで埋め尽くされたテントサイト

ましてや会場からは離れている。実際に利用している人もまばらだ。でも心配無用。フジロックでは会場内外にかけて相当数な屋台が出店する。しかも、本格的なグルメブースばかり。バラエティにも富んでいて4泊5日では食べ尽くすことができないほどの数があり、値段も600〜800円中心でお手頃だ。選ぶのが大変なほどだが、今回おすすめしたいのはフジロックで楽しむ「世界のグルメ」。世界各国の屋台料理がここでは一度に楽しめる。日本人が作っているエスニックの店もあるが、現地の人が本場の味を振舞っている店も多い。

エントランスを入って、まず広がるのがOASIS、フジロッカーの胃袋を満たすメインダイニングである。広場を屋台が取り囲み、大勢が行き交い、座り込み食事をする。非日常的なその様子はまるでマラケシュのジャマ・エル・フナ広場のようだ。
オアシスに集まるフジロッカーたち

オアシスに集まるフジロッカーたち

地元新潟の特産品を売りにした屋台もあるが、定番になっているタイ料理、本格的なナンのついたインドカレー、珍しいレバノン料理など、各国の料理も人気だ。
  • 世界で一番おいしい料理とも称されるタイの「マッサマンカレー」

    世界で一番おいしい料理とも称されるタイの「マッサマンカレー」

本格的なバターチキンマサラ

本格的なバターチキンマサラ

ケバブご飯なんていうアレンジメニューも

ケバブご飯なんていうアレンジメニューも

海外のグルメだけでなく、日本各地からもおいしいものが集結する

海外のグルメだけでなく、日本各地からもおいしいものが集結する

さらにその奥、レッドマーキーのステージの後方、多くの人が椅子を並べ、涼んだり雨を避けたりする木立を挟んであるのがWorld Restaurantのエリア。
その名の通り、ここは100%外国の料理の屋台が立ち並ぶ。入り口の店ではブラジル料理の丸焼きのチキンが並び、店の人がひっきりなしにチキンを包丁で叩き切っている。
豪快に調理されるブラジルのチキン料理

豪快に調理されるブラジルのチキン料理

その先にはヨーロッパ各国の屋台が並ぶ。巨大なフライパンで作られるスペイン料理のパエリヤ、自家製サングリア、フランス料理屋では本格的なガレット、クレープが焼かれ、シードルが売られていた。
スペインのパエリア

スペインのパエリア

  • フランスのガレット屋

    フランスのガレット屋

イギリスのパブまであり、タップで出されるビール、サイダーが人気を博していた。そしてイギリスといえばのフィッシュ&チップスは塩とモルトビネガーをお好みでかけて食べる。ボリュームも満点だ。
  • イギリスのパブで販売しているフィッシュ&チップス

    イギリスのパブで販売しているフィッシュ&チップス

その先のエチオピア料理の屋台にもずらりと人が並ぶ。独特なスパイスのエチオピアシチューをライスにかけたものや、これもエチオピア料理?というボリュームのあるハンバーガーまでたくさんの種類のメニューがそろっていた。
海外のビッグアーティストも多数出演し、年々、外国人も増えているように感じられるFUJI ROCK FESTIVAL。そこはすでに日常的な日本を超えた空間。広いエリアをステージからステージへと歩きまわり、人生で最多と思われる数の人々と遭遇する中で食べる各国の料理。それは音楽フェスティバルを超えた、新しい発見のある擬似世界旅行のようなもの。
フジロックで世界を堪能するのも一つの楽しみ方だ。

(フォトグラファー/ケイイチ)
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