OLIVER

KIRINJI 堀込高樹 「大事な部分は変わらない」

CULTURE
1997年にデビューして以来、変わりゆく音楽シーンにおいて根強いファンを獲得してきた「キリンジ」。現在は6名のバンドスタイルで「KIRINJI」として活動し、12枚目のアルバム『ネオ』を8月3日にリリースする。ミュージシャンとしてキャリア20年めのリーダー・堀込高樹に、変化について話を聞いた。
Plofile
「KIRINJI」
1996年10月、実兄弟である堀込高樹(gt,vo)、堀込泰行(vo,gt)の二人で「キリンジ」を結成。97年にCDデビュー。オリジナル・アルバム10枚を発表。2013年4月12日堀込泰行が脱退。兄弟時代17年の活動に終止符を打つ。以後、堀込高樹がバンド名義を継承。2013年、新メンバーに田村玄一/楠均/千ヶ崎学/コトリンゴ/弓木英梨乃を迎えバンド編成の「KIRINJI」として夏フェスを皮切りに再始動。個性豊かな音楽家の集合体としてのバンドのカラフルな魅力をリスナーに存分にアピールしている。

2年ぶり通算12枚目となる待望のオリジナル・ニューアルバム『ネオ』は、再始動後3年間の活動で育んだグループとしての音楽性をいかんなく発揮した10曲を収録している。9月22日から全国ツアー「KIRINJI TOUR 2016」(全13公演)を開催。
KIRINJI
12thアルバム 『ネオ』

M1 The Great Journey feat. RHYMESTER(作詞・作曲:宇多丸、Mummy-D、堀込高樹)
M2 Mr. BOOGIEMAN
M3 fake it
M4 恋の気配(作曲:千ヶ崎学、堀込高樹)
M5 失踪
M6 日々是観光(作曲:コトリンゴ)
M7 ネンネコ
M8 あの娘のバースデイ
M9 絶対に晴れて欲しい日
M10 真夏のサーガ
※表記のない曲は、すべて作詞・作曲:堀込高樹
17年続けてきたスタイルから離れ、バンドとして再始動するという驚くべき「変化」があってから3年。新たな取り組みでバンドがどのように育ってきたのだろうか。

バンドとして、本領発揮したアルバムになった

「バンド形式になって、最初は周りを見ながら遠慮しつつあったんですが、あれしたいこれしたいって、みんないい意味で遠慮がなくなってくるタイミングが去年でした。今年はそれを超えて、遠慮もなくなりつつ、ここは自分は引こうとかバランスがよくなってきたと思います。特にライブでは顕著ですね」

バンド形式で、メンバーの個性がいい形で表れて、それが「KIRINJI」に新しいエッセンスになっているという。

「前は全部僕が書いていて、前作は、かつてのキリンジと新しいKIRINJIが両方あったんですよね。メンバーが新しいだけで、サウンド的にはかつてのキリンジがやっていてもおかしくないことがあったと思います。今回は、千ヶ崎さんとコトリンゴさんが曲も書いているし、全体的な音の感触がこれまでのキリンジとは異なってきているんじゃないかな。2016年に出すんだっていうことも意識してましたね。今年はコレだっていうトレンド的な意味じゃなくて、1997年にデビューした人が、当時の音楽をそのままやっているわけじゃなくて、どんどん変わっている、更新されているっていうことも出したかった」
「『ネオ』ってアルバムタイトルの意味は、単に新しいということじゃなくて、かつてあったものが形を変えて新しくなった、っていう意味なんですよね。作りながらそういう気持ちがありました。更新している、アップデートしているっていうものを作りたいという思いがあった」

キリンジ初のコラボ楽曲となる配信シングル「The Great Journey feat. RHYMESTER」が、今作のリード曲として収録されている。こちらも新たな取り組みだ。
タグ
  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • Pinterest