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(更新: ORICON NEWS

安藤政信 「何かに打ち込んでいる時の方が、リラックスできる」

写真は自分の世界観を追及できる

「『キッズ・リターン』のプロモーション時にいろいろな撮影をこなしていく中で、自分でも何か撮ってみたいという気持ちが湧いてきたんです。その時からカメラにハマっています。映画は多くの人の想いが交差して監督の持つ美意識で作られていきますけど、写真なら自分の感覚と美意識だけでシャッターを押すことができるんです」

役者として作品に参加する時は自分の好きな世界観を100パーセント表現することはできない。感性が豊かな彼にとって、写真は誰に遠慮することもなく自由に自分を出せる表現の場なのだろう。キッズリターンの公開が1996年、カメラのキャリアは20年近く続けていることになるが、どのように写真を楽しんでいるのだろうか。

「被写体になってくれる人と待ち合わせをして、撮りたいテーマや気持ちを伝えてから一対一で撮影していきます。ドキュメンタリー風に演出しながら撮るのが楽しいんですよ。写真は自分が表現したい世界を撮ることができるので、気持ちも安定していくんだと思います。いつか機会があれば撮った写真を発表できたらいいですね」

シャイな様子で話し始めた彼が、写真の話をしている時は瞳を輝かせていたのが印象的だった。安藤は海外の作品にも積極的に参加しているが、それについても語ってくれた。

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