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(更新: ORICON NEWS

小栗旬 「言葉にすればかなうと信じている」

日本の映画の価値・役者の価値を上げていきたい

「もっともっと積極的に作品に関わっていきたい。自分の周りにも制作に興味を持ち始めた俳優もいるので、何かしら俳優たちで立ち上げていけるような準備はしていきたいです」

「映画(邦画)は現状日本国内だけで成り立っている産業だったりするので、公開前のプロモーションに関しても流れ作業に感じてしまう部分があるんですよね。完成した映画を知ってもらいたい、でも、宣伝にかかわるのはメインキャストだけ、っていうのはちょっと違うんじゃないかと。主な役者だけでなく、関わる人全員が映画の成功のためにやるべきことじゃないかとおもいます。まだまだ僕も勉強不足なので、今後良い形で少しずつ実行していけたらいいなとは思いますけど」

役者として作品に出演したら終りなのではなく、映画文化に貢献する責任があるはずだと考える。文化レベルで意識を変えたいと語る小栗。俳優の価値・評価についても考えていることがある。

「アメリカみたいにただ俳優のギャラが高騰していくことが良いわけではなくて、“映画に出たら俳優さんはこんなにお金を稼げるのか!凄い!”と俳優を目指す子供たちが増えたらいいなと単純に思っていて。野球選手やサッカー選手を目指す子供達はいるけど、俳優やミュージシャンを目指す子供達が最近は減っているんじゃないかなと。将来役者になりたいと夢を持つ子供達が日本の映画産業の未来を作っていくと思うので、今から何かを変えていきたいという願望があるんです。日本の映画界に夢が持てるような前向きなエネルギーが育っていけばいいなと思います」

まだ具体的なプロジェクトではないが、映画関係者や俳優仲間…小栗と同じ考えを持つ人は集まりつつあるという。10代の頃から芸能界の第一線で活躍し、俳優としてだけではなく映画『シュアリー・サムデイ』で監督デビューを果たすなど確実にステップアップしてきた小栗流の夢の叶え方とは。

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