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料理家・栗原心平が語る男の料理「いつもの!と言われる得意料理を」

FOOD
 5月、新年度にも慣れて新しい生活が本格的に回り始める頃だからこそ、毎日の暮らしを見つめてみてはどうだろう。家で自分や家族の好きなものを作って、毎日の料理にもこだわってみれば日々がきっと楽しくなる。栗原はるみの長男であり、『男子ごはん』で知られる料理家・栗原心平氏が、4月末に出版した著書『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)のインタビューで、男の料理の付き合い方を語ってくれた。

■「“いつもの”といわれる得意料理をひとつ持とう」

 「料理が好き」という男性も存在するが、母親のように生活的・実用的な料理を毎日するのは現実的ではない。世の働き盛りの男性はどのようなスタンスで料理と関わっていけると良いのか話してくれた。

 「サラっと作ってきれいな盛り付けで料理を作れる男性ももちろんカッコいいのですが、「俺のチャーハン最高なんだよ食べてみる?」と言って豪快に料理を作る方のほうが、僕はカッコいいと思います。男性は、子どもや奥さんから「いつもの!」と言われる得意料理を一つ持ってほしいですね。どれか一つでもいいので、繰り返し徹底的に作って、レシピ本を見なくても作れる“自分の料理”にしてください。それが父親のとっておきの一皿になると思います」。

 例えば、「中華料理店のようなパラパラのチャーハン」を作りたいなら、かなりかために炊いたご飯を使うといった、ママの料理とは異なる男のこだわりを持ってほしいという。

■男の料理ライフがくれる「段取り力」「父親の味」「家族円満」

 働き盛りの男性であり、また、子を持つ父親の一人として、料理に携わることで実感したメリットを教えてもらった。

 「まず一つ目は、料理を定期的に作るようになると、段取りを大切にするようになること。本格的に料理をし始めると献立を考えるところから始まって、買い物、料理、片付けまでしなければならない。スケジューリングがとても大切になり、自然と“段取り力”が身につくようになります。男は「仕事」ならばスムーズに進めるために段取りや根回しなどの準備が大切ということは分かっていると思いますが、料理も同じです。自分の身近な経験に近づけて考えてみると、きっと料理と上手に付き合えると思いますよ」

 「もうひとつは家族にとっての強い思い出になることです。皆さん一つくらいは“お父さんの味”の記憶があると思うのですが、そういう幸せな思い出を自分が作れることも魅力です。3つ目は家族円満。ママだってたまには自分の時間がほしいはずです。そんな時にパパが料理をすることでその時間を作ってあげられますよね。そうすると家族円満のきっかけに…なると思っています。また、ママの大変さがわかってくると、今までしなかった風呂掃除やトイレ掃除、洗濯なんかもちょっとずつ手伝うようになったりと、生活が整ってくるかもしれません。

 著書『栗原心平の とっておき「パパごはん」』(講談社)では、オムライスやチャーハンといった定番メニューを中心に20のレシピを紹介している。

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