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『ジャンプ』人気支えた“ライバル心” 秋本治、ゆでたまご、高橋陽一が80年代の熱気を回顧

CULTURE
 今月18日から開催される『週刊少年ジャンプ展』の第1弾『創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊〜1980年代、伝説のはじまり』の特別トークセッションが13日、都内で行われ、同年代を支えた大人気漫画の作者・秋本治氏(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』)、ゆでたまごの嶋田隆司氏、中井義則氏(『キン肉マン』)、高橋陽一氏(『キャプテン翼』)の4人が登壇した。

 レジェンドたちの競演に、特別ゲストのケンドーコバヤシも「さっき、楽屋であいさつさせてもらったんですけど、これはすごいですよね」と大興奮。互いの印象を語る場面では、秋本氏が「みんな、ほとんど変わらない。やっぱり、少年の気持ちで描いているからですかね」と笑顔を見せると、嶋田氏も「少年の心でいることは大事。それがあるから老けないで頑張っていられると思いますね」と言葉に力を込めた。

 連載当時のエピソードについては、秋本氏が「同じ雑誌で描いているということで、切磋琢磨があった。ベテランも新人も同じ立場だったので、そういうライバルがいたことは良かったですね」と回想。嶋田氏が「当時はアンケート至上主義だった。情報戦もあって、この漫画がそろそろクライマックスになりそうだという話を聞くと、こっちもあえて潰しにいくみたいなことをしていましたよ」とぶっちゃけると、中井氏が「僕の場合は、みんな仲間でしたよ」と和ませた。

 当時のジャンプ人気を支えた要因はほかにもあるといい、高橋氏が「みずみずしさがあった。ベテランだからといって、優遇されない空気もありましたね。あとは新しいものへチャレンジする雰囲気もあった」としみじみ。秋本氏が「そのチャレンジ精神は変わらずに継承してほしい」と話すと、嶋田氏も「僕らは物語の整合性とかを考えてなかったけど、今は伏線がみっちりしている。SNSが発達しすぎて、人の意見を聞きすぎるところがあるので、もっとはみ出た作品が出てきてほしいですね」と次世代の活躍を願っていた。

 同展は来年に迎える『週刊少年ジャンプ』創刊50周年を記念して開催。7月18日から10月15日まで東京・森アーツセンターギャラリーで開催される第1弾は、雑誌の黎明期を支えた作品の原画を多数展示。伝説の作品が登場する会場限定の映像シアターなども公開される。

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