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(更新: ORICON NEWS

獺祭、醸し人九平次、東洋美人…etc.「知っておきたい日本酒の注目銘柄10選」

アクティブに過ごした夏も終わり、秋の夜長にゆっくりと楽しみたいのが日本酒。これから冬に向けて美味が増えていく中、男なら知っておきたい日本酒の銘柄をピックアップ。日本最大級の日本酒の祭典『サケコンペティション』を運営し、数々の銘酒を発掘してきた「はせがわ酒店」の長谷川社長に、男なら知って、飲んでおくべき銘柄を10品選んでいただいた。
※日本酒データは「はせがわ酒店」推薦の数値。銘柄選びの参考に
※価格は「はせがわ酒店」ECショップでの税込売価を表示
※各銘柄の詳細は写真をタップ
※仕入れ状況により品切れの場合あり
<INDEX>
■日露首脳会談でも振舞われた透明感のある純米大吟醸
■精米歩合39%&画期的技術をもって作られるスター銘柄「獺祭」
■世界に誇る“醸造酒” 「醸し人九平次」
■2017年「SAKE COMPETITION」GOLD受賞「伯楽星」
■純米酒部門で1、2位を独占、最多9点上位入賞の「作」
■料理との相性、五味のバランスを徹底的に追及した「澤屋まつもと」
■ワイン感覚で味わえるフルーティー&低アルコールの「賀茂金秀」
■人気急上昇中、香川県発の希少「川鶴」
■酒質進化中、関係者が注目する「みむろ杉」
■ブレイク必至の“モダン淡麗”「加茂錦」

日露首脳会談でも振舞われた「東洋美人」

◆「東洋美人 純米大吟醸 一番纏」(山口県・澄川酒造場)720ml / 3780 円

「山口県長州産山田錦を40%まで磨き醸した、旨み・香り・キレ・きれいな酸が絶妙にして最上のバランスの純米大吟醸。「稲をくぐり抜けた水でありたい」いう蔵元の思いのとおり、米の旨みと甘みをピュアに感じられる透明感のある味わいが特徴です。そして、豊かな果実味と、深い余韻は上質な白ワインをおもわせます。鑑評会や全国のコンペティションで多くの受賞歴がある「東洋美人」ですが昨年、山口県で行われた安倍首相とプーチン大統領による日露首脳会談のワーキングディナーにて「東洋美人 一番纏 純米大吟醸」が振る舞われたことが話題になり、更に注目を集めています」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 4 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 3 】

精米歩合39%&画期的技術をもって作られるスター銘柄「獺祭」

◆「獺祭 磨き三割九分 遠心分離」(山口県・旭酒造) 720ml / 3780円

「原料の酒米は酒造好適米の王者といわれる「山田錦」を使用、精米歩合50%以上の純米大吟醸規格が「獺祭」のスタンダード! そのシンプルさが高品質な商品の安定的な供給につながり、かつ、初心者にもわかりやすい味わいは、多くの日本酒ファンを増やすきっかけになったブランドと言っても過言ではありません。「獺祭 磨き三割九分 遠心分離」は無加圧状態で、もろみから酒を分離するため、一分間に約3000回転という遠心力で密閉された空間で低温を保ちながら搾る画期的な遠心分離の技術を採用。高価な設備のため採用する蔵は限られており39%まで精米した山田錦の洗練された華やかさと繊細さ、程よい余韻を残しつつもキレのよい後味です」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 4 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 2 】 
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 4 】

世界に誇る“醸造酒” 「醸し人九平次」

◆「醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦」(愛知県・萬乗醸造) 720ml / 2095円

「世界で評価される「醸し人九平次」の代表作でもある「醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦」。口に含んだ時の爽やかな香り、優しさと澄みわたるような味わい、酸と甘さの絶妙なバランスに五感が刺激されます。自社田での米作りに取り組んでいたり、「日本酒を進化させたい」という思いからワインにそのヒントを求め、スタッフをフランスにおくりワイン造りを学ばせ、2015年にはブルゴーニュ地方、モレ・サン・ドニ村に醸造所を取得、ワイン造りをはじめてしまうなど、常にダイナミックなイノベーションを起こしつづけています。2014年から南フランス、プロバンス地方カマルグで地元米農家とともに米作りをはじめ、この10月にはフランス固有品種であるManobi(マノビ)を日本に輸入し、フランス産米を日本で醸した「醸し人九平次 CAMARGUE(カマルグ)に生まれて、」も発売予定です」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 2 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】 
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 2 】

2017年「SAKE COMPETITION」GOLD受賞「伯楽星」

◆「伯楽星 純米吟醸」(宮城県・新澤醸造店) 720ml / 1620円

「出品酒世界最多の日本酒のコンペティション、SAKE COMPETITION 2017 GOLD受賞酒。「伯楽星」は1杯目のインパクトより究極の3杯目を目指すという思いから、「究極の食中酒」をコンセプトに食事を引き立てつつ、なおかつ美味しい日本酒が目標。甘味や酸味をしっかりと主張する日本酒が人気の中、糖度をおさえ、あえて控えめな味わいにしあげています。「伯楽星 純米吟醸」は宮城県古川農業試験場が10年がかりで開発した酒米「蔵の華」を使用。自社精米で55%まで磨き、優しい香り、ほどよい甘味とクリアな酸、飲み進むほどに心地良い旨味が感じられます。新たな課題へ目を向け、チャレンジ精神を忘れない新澤醸造店は、他にも精米歩合7%という「残響 super7」やSAKE COMPETITIONでSILVERを受賞した「あたごのまつ スパークリング」など新しい商品にも注目しています」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 2 】 
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 2 】 
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 2 】

純米酒部門で1、2位を独占、最多9点上位入賞の「作」

◆「作 奏乃智 純米吟醸」(三重県・清水清三郎商店) 720ml / 1890円

「出品酒世界最多の日本酒のコンペティション、SAKE COMPETITION 2017 GOLD受賞酒。毎年上位常連の「作」、今年は純米酒部門で1、2位を独占、そして最多となる9点が上位入賞を果たすなど、その実力と人気は注目です。最近では、ゼオライト膜を使ってお酒を凝縮させることで旨味と香りを凝縮させたアルコール度数30%の「concentration 作 凝縮H」を発売するほか、海外への輸出など新しいチャレンジも積極的に行っている。「作 奏乃智」は、14号系の酵母を使用し爽やかな果実香と酸、甘み、苦み、心地より余韻が特徴。 全体的に品薄状態が続いており、みつけたらぜひ試して頂きたい銘柄のひとつです」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 4 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 2 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 3 】

料理との相性、五味のバランスを徹底的に追及した「澤屋まつもと」

◆「澤屋まつもと Tojo」(京都府・松本酒造) 720ml / 2052円

「松本酒造があるのでは、安土桃山時代に豊臣秀吉が開いた城下町として、古くから水運の拠点として栄え発展してきた京都市伏見区。良質な地下水が豊富なところから、この地下水を活かして酒造業が発達した酒処です。川沿いに建つ赤レンガ蔵と八角形の煙突が印象的な蔵は、近代化産業遺産に指定されています。山田錦の産地であり、全地域が「特A地域」として認定されている加東市東条地域、ここで採れた「東条産山田錦」のみを使用し、京都の味が自分の基本にあるという杜氏の松本日出彦さんが醸す日本酒が、料理との相性をさまざまな角度から分析し、五味のバランスを徹底的に追及したのが「澤屋まつもと Tojyo」。ピチピチとした口当たり、ジューシーな旨みの広がり、スマートな飲み口ながらしっかりとしたボディを感じさせ、心地よい苦みと酸味が、全体を引き締めます」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 1 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 2 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 2 】

ワイン感覚で味わえるフルーティー&低アルコールの「賀茂金秀」

◆「賀茂金秀 特別純米 原酒 13度」(広島県・金光酒造) 720ml / 1404円

「アルコール度数15度〜16度が平均的な日本酒ですが、最近では低アルコールの日本酒が注目を集めています。低アルコールと言っても10度以下の甘酸っぱくワインのような味わいの日本酒から、加水によってアルコール度数を下げたものまでさまざまな商品があります。原酒のアルコール度数を13度に抑えた「賀茂金秀 特別純米 原酒 13度」は、フルーティーな香りと、口中にピリピリと伝わるガス感が心地良く、ワイン感覚でライトに楽しめます。ふくよかな甘味と旨味に加え、酸がアクセントになっており、肉料理などとの相性も抜群です」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 2 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 3 】

人気急上昇中、香川県発の希少な酒「川鶴」

◆「川鶴 純米大吟醸 Advance」(香川県・川鶴酒造) 720ml / 3510円

「うどん県として有名な香川県ですが、香川県の日本酒と聞かれても答えられないかた方も多いのではないでしょうか。実は、県内の蔵の数が6
蔵と、同じ四国の愛媛県の41蔵、高知県の18蔵(※日本酒造組合中央会加盟蔵数)と比べても極端に少ない香川県。そんな香川県から地元の米と水にこだわり、初の女性杜氏の藤岡美樹さんが醸す「川鶴」、まだまだ取り扱う酒販店が少なく一般消費者の認知は低いものの、日本酒を扱う飲食店の間ではじわじわとその注目度が上がっています。杜氏として初の造りとなった平成28酒造年度の造りは「進化=Advance」がテーマ。「川鶴 純米大吟醸 Advance」は45%まで磨いた雄町を低温でじっくり醸した、ふくよかで奥深い味わい。若干のガス感があり、上品なうま味が口の中で広がる綺麗な純米大吟醸です。です」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 3 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 3 】

酒質進化中、関係者が注目する「みむろ杉」

◆「みむろ杉 純米吟醸 山田錦」 (奈良県・今西酒造)720ml / 1512円 

「今西酒造は三輪山のふもとにあり、三輪山を御神体とする日本最古神社「大神神社」は酒造りの神としても知られ、摂社活日神社には杜氏の祖である高橋活日命が祀られています。毎年11月14日に全国から蔵元・杜氏が集まり、「醸造祈願祭」が行われるほど酒造りと深く結びついた土地で350年以上に渡り酒造りを行っています。地元三輪の農家と協力して作った酒米に、神の水とも称えられる三輪山の伏流水で醸す酒は、穏やかな香り、フレッシュで米の旨みが広がる綺麗な酒質が特徴。33歳の若き蔵元、今西将之さんを中心に近年めきめきと酒質を向上させています。 5年前から少しずつ行っていた設備の入れ替えが今年ですべて完了するとともに、新麹室も徐々に運用していくとのことで、今後に期待大の銘柄です」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 2 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 2 】

ブレイク必至の“モダン淡麗”「加茂錦」

◆「加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 槽場汲み」(新潟県・加茂錦酒造) 720ml / 1598円

「若き杜氏が醸す酒、ブレイク必至の「加茂錦」!! 純米大吟醸のシリーズである「荷札酒」はユニークなラベルとともに、種類別やVersion, 精米歩合、備考欄には無濾過、中汲み、しぼりたて、熟成など、造りの特徴が印字されており、特にマニア心をくすぐるのがタンクナンバー。 小仕込の日本酒は同じ商品でもタンクごとに味わいが違うもの、一期一会の日本酒との出会いも「荷札酒」の楽しみ方の一つです。「加茂錦 荷札酒 純米大吟醸 槽場汲み」はしぼりたてのお酒をその場で瓶詰めする槽場汲みという手法により、しぼりたてのフレッシュでフルーティーな味わいと淡麗さの調和したバランスのよい純米大吟醸です。新潟酒として一般的な淡麗辛口とは一線を画すモダン淡麗をぜひ試してみてください」
(日本酒データ)
香り 穏やか1 ⇔ 華やか5 【 3 】
味わい 淡麗1 ⇔ 芳醇5 【 3 】
飲み口 辛口1 ⇔ 甘め5 【 4 】
(取材協力 / はせがわ酒店)
information
「はせがわ酒店」
昭和50年代から全国の「日本酒」の魅力に気づいて以来、全国津々浦々のうまい酒を厳選して販売。高品質な地酒を広めたいと日本酒一筋で営業する。下町・東京江東区北砂の小さな酒屋からはじまり、長谷川浩一社長の一代で麻布十番、表参道ヒルズ、東京駅グランスタ、スカイツリーなど一等地に店を構えるまでに急成長。長谷川社長自らが年に60〜100蔵ほど全国各地の酒蔵に足を運びうまい酒を探す。その目利きは影響力が大きく、同店の取り扱うラインナップは日本酒業界でも注目されている。「はせがわ酒店」は市販酒の権威的品評会「サケコンペティション」の運営にも携わっている。

オフィシャルサイト 
https://www.hasegawasaketen.com/

オンラインショップ
https://www.hasegawasaketen.com/eshop/
「麻布十番店」 東京都港区麻布十番2-3-3
「表参道ヒルズ店」 東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館3F
「東京スカイツリー・ソラマチ店」 東京都墨田区押上1-1-2 「東京スカイツリータウン内東京ソラマチ」1階
「二子玉川店」 東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズショッピングセンター B1 二子玉川東急フードショー内

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